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KIHAKU TSUTSUI TOPOS STUDIO

cluster

40m以上の奥行きのある南北に長い敷地。

この長さを利用し、それぞれ個性の異なる3つの中庭を設け、全ての居室に十分な採光が取れるプランとしている。

南側の前面道路からは幅の広いガレージしか見えず、内部空間への期待感を膨らませる。玄関に入ると正面に客人のための和室があり、ゲストルームや子供達の遊び場として利用。第一の中庭の横を抜けると、そこは吹き抜けや大開口のある開放的なリビング空間。その続きでダイニングキッチンへと広がり、30帖以上の広がりある空間となっている。

キッチンの横を抜けると第二の中庭があり、そこに面して家族共有の階段下を利用した本棚や浴室が配置される。

階段上は日当たりの良い子供部屋。

敷地の最深部には主寝室があり、この寝室に面して第三の中庭がある。

プライバシー性の高い中庭とすることにより、人目を気にすることなく、自然豊かな屋外空間を日常生活の中に取り込むことができる。

建物自体でも奥行きが40m以上ある住まいとなっているが、奥に進むに従ってプライバシー性が高まり、魅力ある3つの中庭を抜けることにより、違和感なく、全ての居室にアクセスできる仕掛けが施されている。

動画はコチラからどうぞ。

KIHAKU TSUTSUI TOPOS STUDIO

構造:我伊野構造設計室
施工:竹並建設
写真:木田勝久/fototeca
2020/gunma