WORKS
PRIVATERESIDENCES
浮家
南が川に面する旗竿の敷地。
川沿いには遊歩道があり、人の往来も多いため、プライバシーの確保が必要な立地条件である。
2Fをリビングにすることにより、プライバシーを確保しやすくし、また、南側には対面の集合住宅からくる視線を遮るための目隠しの壁を設け、その内側にルーフバルコニーを設けている。
この仕掛けにより、プライバシーを守りつつも、十分な光を取り入れている。
リビングは吹き抜け空間とし、限られた広さの中でも十分な開放感が感じられる。
家族構成はご夫婦と子供二人。
夫婦は共働きで、共にリモートワークを想定していることから、1Fには2箇所の書斎スペースを配置。
道路に面した竿状の部分は遊歩道のような演出をし、日々の生活の中で、自然を感じることのできる演出もされており、都心の中でも質の高い空間が創出された住宅である。
構造:馬場構造設計事務所
施工:中鉢ホーム
写真:藤井浩司
2022/kanagawa