WHITE JADE

有名な桜並木を抜けてすぐ、23坪ほどの変形地が敷地である。

ひし形と円弧が織り交ざった特殊な敷地形状。法規制も厳しく、さまざまな高さ制限が生じている。その法規制の中で三階建てを実現させるためには、自然とスキップフロアの構成となり、結果として8層の床がスパイラル状に連続する複雑な空間構成となった。

建主の当初からのこだわりとして、新建材などで覆われた空間ではなく、「ホンモノを使いたい」というご希望。

木、石、鉄などを中心として、素材感を活かし、経年変化を楽しむことのできるインテリアを心がけている。

また、限られた面積の中で階段を階段室とするのではなく、椅子やベンチ、AVボードとしても利用できるデザインとし、生活空間の中に溶け込む工夫も施した。

若いご夫婦の住まい・・・メンテナンスのしやすさにも重点を置き、この先の長い年月、家族から愛され、見守るような空間を心がけている。

 

構造:我伊野構造設計室

施工:匠陽

写真:木田勝久/FOTOTECA

 

2016/tokyo