couture maison Hisako Takayama

ウェディングドレスデザイナー高山尚子氏の今後の活動の起点となるショップである。

女性にとって人生の一大イベントの一つとも言えるウェディングは、一日だけの非日常な世界、シンデレラの世界に浸れる時である。
そのドレスを作る空間も非日常の空間であることが重要だと思う。
その日常と非日常の架け橋としての機能に重点を置いてみた。
日常の世界から店に入り、ドレスの気配を感じながら受付を済ませる。
そして柔らかな弧を描く壁に沿って進み、光の中に浮かび上がる「橋」を歩く。
前方に見える華やかな光に導かれるように「橋」を進むと、おのずと期待感は膨らみ、 気分も徐々に高まっていく。その「橋」を渡りきればそこには非日常の世界が広がっている。

高山尚子氏の創り出すドレスを身にまとい、幸せに包まれた花嫁が一人でも多く、この空間から生まれることを願う。

 

施工:友伸建設+キクスイ
写真:CHIKARA TAKAYAMA

 

2004/osaka